2022-06-25

【報告】文科省要請&朝高生参加の金曜行動

 去る6月17日(金)の「文科省前金曜行動」に、
朝鮮高校2年生の皆さんが参加されました。
その前には、文科省との交渉・懇談の機会を持ちました。

 以下、朝鮮学校「無償化」排除に反対する連絡会の共同代表の
長谷川和男さんの報告をお伝えします。


 私たちは、朝鮮学校の学生の皆さんには、学業、部活、友達との交流など、本来の青春を謳歌する活動に専念してほしいという気持ちです。
 それでもやはり朝鮮学校の若い人たちの参加は、私たちに強烈なインパクトを与えてくれるのだと、いまさらながら実感しました。


 『金曜行動』に先立って、文科省に要請を行いました。文科省側からは2人。こちら側は、無償化連絡会の主要メンバーと、東京高校2年の男女と学年主任が参加しました。

 私、長谷川から、これまでの経過について簡単におさらいして、そのあと高校生に語っていただきました。
 高校無償化から排除された時の気持ちを率直に自分の言葉で語ってくれました。なぜ差別されるのか、友達が経済的理由で日本の学校に転校せざるを得なかった事例を挙げて、切々と訴えてくれました。

 
 学年主任の先生からは、学校の施設維持管理で多額の修繕費がかかることなど具体的な数字を挙げて説明してくださいました。
 そのあと「命と健康を守るために、朝鮮学校にも公的資金援助や指定寄付金の税制的優遇措置を他の私立高と同様に適用してほしいことなどについて、話し合いをすすめました。
 連絡会事務局メンバーの松野さんの、「高校生や先生の話を聞いてどう感じましたか」という質問に、「素直な意見を聞かせていただいて、大変考えさせられました」という返答がありました。


 交渉を終えて外に出ると、「金曜行動」に参加するたくさんの人が集まっていました。朝鮮高校性が参加することを知って、たくさんの参加者がかけつけ警備をしてくれました。


 
 開始の午後4時には朝大生の代表と高級学校の学生が続々と集まり、久しぶりの盛り上がりでした。
 



 
 司会進行は朝大生の代表に任せましたが、本当に心を打つ当事者の発言に「私たち大人が、もっと頑張らなければならない。」と強く感じる「金曜行動」になりました。



★朝鮮学校「無償化」排除に反対する連絡会★

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