2024-02-25

【練馬の会】毎月20日情宣 エピソード紹介

「朝鮮学校とともに・練馬の会」
「練馬の会」こと「朝鮮学校とともに・練馬の会」(旧:全ての学校に高校授業料無償化を!練馬の会)は、2010年3月から毎月20日に練馬区内の駅頭で街頭情宣を始めました。
新型コロナの流行によって、その活動を断念せざるを得ない時もありましたが、現在も継続されています。

林さんより、参加者の感想が寄せられたので、ご紹介します。


 <練馬の会・林さんより> 

2月20日の定例情宣報告と参加者の感想です。

 今月は、練馬駅前で行いました。
季節外れの暖かさの中、高校3年生9人、先生方5人も含め、延べ30人以上の参加でした。


リーフもずいぶん捌けたと思います。

 終了後、高校生のみなさんに一言ずつ感想を伺いました。
 初参加の生徒さんが多く、チラシをなかなか受け取ってもらえないことや、心ない言葉にショックを受けた方が多かったようです。
 なんで自分たち当事者がこうまでして訴えなければならないのか、との生徒さんの言葉に、ただただ申し訳なく思いました。
「がんばって!」などの激励の言葉に励まされたという声もありましたが、これはあくまで私たち日本人の問題だ、と改めて胸に刻みました。

 ほかに初参加の方がお二人いらして、前々から来たいと思っていた、この活動のことをもっと広めたいと仰ったのは心強い限りです。



  <  参加者の感想  >  

☆ある日本人参加者の感想☆
高校生の声がみんな大きくて、しっかり前を見て発言していたのが印象的でした。
日本の植民地支配や「群馬の森」に触れる発言もありました。
悲しいことに毎回、「心無い」言葉を投げつけていく人がいますが、
今回は特に多かったようで、終了後、高校生が口々に訴えていました。
それは、確かに日本社会の問題です。
けれど、ある生徒は「それが現実なのだ」ということを突き付けられた。これをバネにして闘いたい。
「差別されている側が闘わなくちゃいけない。当たり前の権利をなぜ勝ち取れないのか」と力強い発言が続きました。
あるオモニに「みんな、しっかりしていますよね」と言ったら、「こういう所に来て生徒は成長していくのよ」と返されました
「朝鮮学校とともに・練馬の会」の「ともに」が改めて大切だと思いました。



☆ある在日の参加者の感想☆
今年の高校3年生は、コロナとともに高校生活を送っていて街頭に立つ経験があまりないまま卒業を迎えることになり、昨日は、これから日本の社会を生きていくうえで、とても良い経験になったと思います。
在日の大人の中にもいろんな意見があって、高校生を活動の矢面に立たせるな!
大人の責任を果たせてないのに・・・云々・・・
けれど、彼らは、ひとたび社会に出たら、自分で自分の立ち位置を確保して
よりよい未来のために戦っていかなければならない存在なのだから、
悩んで、考えをまとめて、街頭に立って、人前で自分たちの存在や考え、社会の理不尽さ、
心の声をアピールする、直接リーフを手渡す、特に自分たちを理解し守ってくれる日本の方々に囲まれながら、その経験ができることは、とても素晴らしいことだと思います。
ありがとうございます。
昨日の、高校生の感想を聞きながらの私の感想です^^;


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朝鮮学校への差別を是正することを訴える リーフレットをつくりました !! 街頭、駅頭、集会、仲間内での配布や 発送に同封いただけると嬉しいです♪ ★ 必要部数ご連絡ください★ mushokashien@yahoo.co.jp   メール、ブログ、SNSでご紹介ください♡ ★データ...