東京初・多摩公演
劇団「石(トル)」一人芝居
「はらぺこ男の5度目の選択」
朝鮮から佐賀の炭鉱に連れてこられた青年が、飢えと苛酷な労働に耐えきれず、脱走して飯場を転々としながら日本の敗戦を迎え、しかし故郷に帰ることができず、戦後の日本を生き抜いてきたお話。
※お問合せは主催者へ
日時: 2024年11月15日(金)19:00開演(18:30開場)
会場:たましんRISURU ホール(立川市民会館)
JR立川駅より徒歩13分/JR西国立駅より徒歩7分
料金:一般3,000円/障がい者・介助者・学生2,500円(前売り・当日共)
※小学校3年生以下は鑑賞できません。
<多摩公演への賛同をお願いします>
2024年2月、「群馬の森」にある朝鮮人徴用者を追悼する「記憶 反省 そして友好」碑が撤去されました。この報道を多くの人たちが深い悲しみの中で知りました。撤去の理由は追悼碑の前で市民団体が語った「強制連行」という言葉。この国は「強制」という言葉を狭義にとらえて、歴史そのものを否定する愚行に走っています。
演劇「はらぺこ男の5度目の選択」は戦時中、朝鮮から佐賀の炭鉱に連れてこられた青年が、飢えと苛酷な労働に耐えられず、脱走して飯場を転々としながら日本の敗戦を迎え、しかし、故郷に帰ることが出来ず、戦後の日本を生き抜いてきた話です。この演劇は大阪池田市にお住まいだった李興燮(リ・フンソプ)さんの自伝(『アボジがこえた海』1987年・葦書房、『続・アボジがこえた海』2015年・解放出版社)を元にしています。その自伝は、中学校の先生が生徒に親の戦争体験を書くようにと課題を出したことがきっかけで書かれました。
この自伝を演劇にしたのは、「在日バイタルチェック」などの一人芝居で知られる滋賀の劇団「石(トル)」のきむきがんさんでした。佐賀の現地を訪ね、取材を重ねてていねいにつくりあげられた「はらぺこ男の5度目の選択」は、昨年(2023年)、名古屋で初公演が行われ、京都、大阪、滋賀、そして釜山で公演されてきました。今回の立川での公演は、東京では初めての公演になります。
日本社会は「植民地支配」「強制連行」についてあまりにも知らないのではないでしょうか? 徴用された人の心の奥の言葉を聞いてみませんか。泣き、笑い、怒り、悲しみ、生き抜いた李興燮(リ・フンソプ)さんの人生がきむきがんさんによって目の前によみがえります。
この公演を成功させるために、ぜひ、ご賛同いただき、カンパ、チケット購入、さらにはチケット販売等にご協力ください。
【賛同カンパ専用口座】
郵便振替 00120-2-368848
口座名 「戦争と性」編集室
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主 催
「はらぺこ男の5度目の選択」多摩公演実行委員会
問い合わせ先
harapeko5tama@gmail.com
080-4624-3935(谷口)